サイコロステーキって名前は見たり聞いたりするけどスーパーや飲食店で見かけることが少ないと思いませんか?
今回は何故サイコロステーキがあまり販売されていないのか?
また、どのようにすれば手に入るのかをお話ししたいと思います
・サイコロステーキが売られていない理由
サイコロステーキを何故見かけることが少ないのか?
理由は以下の2点です
・消費者側から見てサイコロステーキは安いイメージがある
・肉屋側としては普通のステーキとして売ったほうが安く販売しやすい
・サイコロステーキは安いイメージ?
一つ目の安いイメージについてです
*大きいお肉より小さいお肉は安く感じる
*肉をつなぎ合わせた成形サイコロステーキもあったりするのでイメージは良くない
大体こんな感じではないでしょうか
・手間がかかる
二つ目の普通にステーキとして売った方が安く販売できることについて
ステーキにはサーロインやランプ、ミスジなどいろいろな種類があります
例えばサーロインを使ってサイコロステーキを作ろうとすると
まず一枚にカットします
これを小さくカットしていくのですが
問題はカットした後 カットされたそれぞれが
全く同じにならない
・脂の多い少ない・柔らかさの違い・見た目の違い・形の違い
同じ部位なのに一つ一つを比べると差ができる
「これは脂が少ないけど、こっちは脂が多い」
「これはやわらかいけどこっちは、やや歯ごたえがある」
のように分かれてしまい不平等が発生してしまうのです
・本来、サイコロステーキは高級品
お肉屋さんは
「どれを食べても差がないようにしたい」
いいお店ならこう思うはずです
これを解消するためには脂を落とし、硬い部分は売らない、形を整えるなど
そうすると捨てる部分が多くなり
一枚で売るよりは高く売らなくてはいけない
本来サイコロステーキは高級なものです
・販売店側と消費者側のイメージのギャップ
当店でも店舗に来店されて「サイコロステーキが欲しいのですが」
のご要望で値段を言うとビックリされる方も多いです
このように消費者側と精肉店側が相反する感じなのが
サイコロステーキが売られていない、見かけない理由です
じゃあどうすれば手にはいるのか?
・上手な購入方法
一番簡単なのは一枚で売られているものを買って自分で食べやすい大きさにカットする
しかしここでも問題はあります
一枚でカットされたものは「薄い」ことが多い
面積が小さいものは厚みを持たせないと小さくなってしまいます
精肉店に行って厚めのステーキを切ってもらい
それを自分でカットするかお店でカットしてもらう方法
・小さい面積のお肉を厚めに切ってもらう
ここでの問題は「厚めに切ると大きくなる」
ので一人で食べるもしくは少量でいい方は
「小さい面積でいいので厚めに切ってください」
とお願いすればOKです
サーロインなどは面積が大きく、小さくすることができないのでこれにはあてはまりませんが
いろいろな部位でステーキ用としてつくることができます
赤身なら「ランプ」「うちもも」「イチボ」「かいのみ」
霜降り系なら「サンカクバラ」「ヒウチ」「ミスジ」「ハネシタ」
このあたりを覚えておくかメモをして精肉店にレッツゴーです♪
注・牛肉のランクによって赤身か霜降りかは変わってきます
・まとめ
今回はサイコロステーキがあまり売られていない理由は何か?
と、どうすれば購入できるのか?
という方法を紹介させていただきました
*サイコロステーキはまともに作ると実は高い商品だということ
*購入はお肉屋さんに行って厚めにカットしてもらう
この2点を覚えてくださいね
この記事が何かの参考になれば幸いです
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当店のサイコロステーキは部位が数種入って楽しめる♪
部位ごとでの差はありますが、一つの部位でやわらかさの差はほとんどありません
理由はおまかせだからです♪
さらに一種ではなく3~5種の部位が入ります!
厳選和牛 A5サイコロステーキ 100g単位 京都 みや喜(旧:肉のモリタ屋宇治小倉店) (kyoto-miyaki.com)