【焼肉機】家庭用のオススメをプロの肉屋が3タイプ比較!

家庭用焼肉機械の種類

家庭用の焼肉機(グリル)のオススメを肉屋が紹介します

大きく

・フラット系(ホットプレート)

穴あき系(焼肉グリル)

網系

の3種に分かれます

家庭用ですのでほとんどがコンセントの電気を使ったものですが

一部ガスの焼肉機も紹介します

どのタイプもそれぞれ個性があり

メリット・デメリット・コスパの良いものなどいろいろあります

上の画像は筆者が個人で所有している焼肉機です

肉のプロとは言えなかなかの数です


自分に合った焼肉機を選ぶ

今回お伝えしたいのは、いろんなタイプの焼肉機があり、それぞれ個性がある中で

【自分に合った 焼肉の機械を見つけていただく】ことです


主要3タイプの焼肉機

冒頭で少しふれましたが【大きく3タイプあります】

フラット系はいわゆるホットプレートです

穴あき系は焼肉グリルとして平成に入ってから登場した焼肉機です

網系はその名の通りバーベキューのような網を乗せて焼くタイプです


ホットプレートの構造

ホットプレートの構造はプレートの裏面に熱源がくっついているものがほとんどです

画像のものは「裏面に丸い熱源」がついています


表側からみると赤い円の部分に熱源があります

この熱源で全体を熱する仕組みです

長期間使うと熱源の部分が焼けて黒くなっていきます


特殊なものとして、プレート全体に熱源がまんべんなく入っているものもあります

これは熱ムラがなく、どの場所で焼いてもキレイに焼けるという構造です

また、ホットプレートはコンセント使用がほとんどを占めています

ホットプレートの特徴・メリット


ホットプレートの一番の特徴は

なんと言っても【軽い】【気軽に使える】

というのが最大のメリットです


また、出し入れのしやすさや、洗いやすさなど

メンテナンス性に優れています


もう一つ優れているのは

【汎用性の高さ】

後で紹介する穴あき系の焼肉グリルは焼肉に特化した焼肉機ですが

ホットプレート系は焼肉以外に、焼きそば・お好み焼き・ホットケーキなど

いろんな使い方が出来ます

深さのあるものは「すき焼き」をすることも可能です


ホットプレートは失敗がほとんどない


ホットプレート(フラット系)の最大の特徴は【失敗がほぼない】

【焼きすぎ】【焦げる】【燃える】

のような失敗がほとんどない焼肉機です

お肉に対して均一に熱が入っていくので焼きムラが少ない

誰が焼いても60点70点以上はとれる焼肉プレートです

「また煙が出にくい」というメリットがあります

(穴あき系や網系の焼肉機は下に脂が落ちた時に、その脂が熱源に触れることで

煙が出やすい)

そんな優れたフラット系ですが

一点、弱点を挙げるなら「脂や水分がプレートに残る」こと。

とは言え、全体のバランス、メリットデメリットを考えると

フラット系の焼肉機は万能で優れたものと言えます

焼肉グリル(穴あき系プレート)の構造

平成に入って、プレートに穴の開いた焼肉グリルが登場しました

お肉の脂や水分を下に落とすことできるのが最大の特徴です

焼肉グリル(穴あき系)の構造の多くは

【プレートと熱源が別】のものが多い

上の画像はプレートとは別に独立した熱源が下にあり

その熱源をもって上のプレートを熱する構造です

先にこの構造の最大のデメリットは【煙が出る】

もう、めちゃめちゃ出ます(笑)

煙が出る理由は「落ちた脂が熱源に触れること」です

熱源に触れなかった場合でも、下の水に浮いている脂を熱して煙が出ることもあります

またホットプレートに比べ火力が強いので

これも煙が出やすくなる原因の一つです

このデメリットを解消した熱源が上の画像のものです

ホットプレート同様にプレートに直接熱源をくっつけた構造

熱が伝わりやすく煙も出にくい構造です

穴あき系を検討するときは「熱源が離れているのか?」「くっついているのか?」

チェックしましょう!


もう一つ構造面で【パーツが多い】というのも特徴です

ホットプレートはすべてが一つで完成品のものが多いですが

穴あき系のグリルは

【プレート】【熱源】【水を入れる皿】【本体】のように

いくつかのパーツに分かれるものが多い

焼肉グリル(穴あき系プレート)の特徴

先ほども言いましたが穴あき系の焼肉グリルの最大の特徴メリット

【余計な脂を下に落とすことができる】

脂や余計な水分が落ちるので「カラッと綺麗に焼くことができます」

誰がやいても70点80点が取れる焼肉機です

また穴あき系の焼肉グリルはプレートに厚みがあるものが多く

ハイパワーのものが多い

つまり冷たいお肉を乗せてもプレートの温度が下がらず

一気に焼くことができます

メリットも多い焼肉グリルですが

デメリットも多いです

先ほど構造で言ったように「パーツが多い」ので洗う時などの

メンテナンスが大変

またプレートが重く出し入れが手軽にできない

筆者はこの重さで萎えてしまいます(;^_^

「よ~し、焼肉やるぞ!」と気合を入れて準備をして

洗い物やかたずけに手間がかかるのも覚悟しなければなりません。

そして煙が出やすいものが多い

もう一つのデメリットは

穴が開いているので焼きムラができやすい

ものにもよりますがプレートの場所によって温度がバラバラになりやすいのが原因です

ざっくりまとめると

誰が焼いても美味しく焼くことができるが

メンテナンス性や煙が出やすいなどのデメリットも多い

温度調整機能があるものを選ぶ

ホットプレートには必ずと言っていいくらいついている

温度調整機能

焼肉グリルを選ぶ時には、これがついているものがオススメです♪

煙が多く出たら弱火にしたり、一度切って高温にしてまた新たに焼くなど

調整ができるので、穴あき系のグリルを検討する場合はこれもチェックしてください

また重さがどのくらいか?もいろいろ比べるといいと思います

業務用焼肉グリル

インターネット販売などでは業務用の焼肉グリルを手軽に購入することができます

上の画像は【ガス式】のもので横から火が出てプレートを熱するもの

焼き鳥屋さんや焼き肉屋さんで1~4人で食べるときによく使われています

めちゃめちゃハイパワーでサクサク焼くことが可能

ただし、煙がすごく出ます。。

部屋中煙まみれを覚悟しましょう

網系・焼肉機の構造


網系の焼肉グリルの構造は大きく2パターンあります

下からガスや炭・火で直火焼きをするものと

上から熱をかけて下のお肉を焼くもの

他の焼肉機に比べ、そのほとんどがガスなど直火で焼く構造です


網系・焼肉グリルの特徴


焼肉店を再現する網系の最大の特徴は

うまく焼けば100点120点が取れる焼肉機です

網かつ直火なので脂を落として香ばしく焼き上げることができます

逆に失敗も多い。。

場所によって火加減が変わり「焼きムラ」できやすい

炎が上がって焼くというより燃やして焦げ焦げになってしまったり

100点もあれば10点になることもある機械です

また3つの機械の中で一番煙が出ます

直火なのでそりゃそうです。。

筆者は個人的にお肉より魚を焼くときに使うことが多いです

うなぎを焼くのに最高の機械です(うまぎ釣りをしています)

オススメはズバリ穴あき系の焼肉グリル

今回ホットプレート・鉄板系焼肉グリル・網系焼肉グリルを詳しく紹介しましたが

わたしのオススメはズバリ【鉄板系・穴あきグリル】です

【お肉を美味しく焼く!】という視点で見たときに

誰でも美味しく焼けて、さらに失敗がほとんどないのが理由です

失敗しないチェックポイント

しかし、重い・パーツが多い・メンテナンスが大変・煙が出やすいなどの

デメリットが多いので

失敗しないチェックポイント

1「熱源がプレートにくっついているもの」

2「温度調整機能があるもの」

3「メンテナンス性に優れているもの」(構造がシンプルなもの)

4「重すぎないか?」

この4点をよくチェックしてください♪

と言いつつ肉屋の筆者はホットプレート派

と言いながら肉屋の私は

フラット系のホットプレートが一番使います(;^_^

なんといっても手軽

軽くてすぐ出せる。すぐ使えて洗うのも簡単。

この便利さに加え汎用性の高さがイイ


焼肉グリルは重くて、第一段階の「出す」という行為にためらってしまいます。。


まとめ


今回は家庭で使用する焼肉機の構造から特徴、メリット・デメリット

オススメの焼肉機械を紹介しました

どんな機械もそれぞれ特徴があり

またそのご家庭に合った焼肉機械を選んでいただけたら幸いです(^^♪


この記事は動画でも紹介していますのでよかったら観てください♪


【オススメの焼肉器】肉屋が自分に合った機械の選び方を紹介します



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